大雪を前にメール配信システムは沈黙した

※詳細を確認するために調査を行いました: なぜ大雪にもかかわらずメールは配信されなかったか 

群馬県吾妻郡東吾妻町というところに住んでいます。今回の大雪時にひっそりと発生していた問題について忘れないように書いておきたい。

メール配信サービス

東吾妻町では, 町から情報を発信するメール配信サービスが2013年9月1日よりスタートしています。

このサービスは携帯電話やパソコンのメールを利用して、東吾妻町に関係すると思われる
「防犯情報」「気象情報(警報、注意報)」「地震」「火災」等の情報をお知らせします。

東吾妻町Webサイト: 「メール配信サービス運用開始のお知らせ」 より

システム自体は オクレンジャー というサービスを使っているらしい。

このオクレンジャーには, 気象情報や地震情報について自動的にメール配信を行ってくれる機能があり, 登録しているとテレビ番組のテロップに「地震が発生しました」と同様の形でメールが配信されてくるというもの。今回の大雪でも気象関係の各種警報, 注意報, それらの解除に対してメール配信が行われました。

大雪に見舞われてからのメールの様子

自動配信を除いてメールが一切来ませんでした。これだけが書きたかった。

オクレンジャーのシステム概要を確認する限り, 任意にメール配信を行えると思えるけれど一切のメールは届きませんでした。

2月14日から2月16日の間に受信したメールを Google Docs にまとめてみました。

2014/02/15大雪発生時前後の東吾妻町メールシステムの内容

この間、各地区で停電などメール配信システムが活躍すべき場面は多数ありました。一方で防災無線では各地区に対し放送が行われるも、メール配信システムは沈黙を保ち続けていました。

防災無線は「今その地区にいる」人にとっては有益な情報源ではありますが、「その地区にいない」人については一切情報を取得することができません。Twitter ではある種の情報戦が展開されていました。メール配信と併用することができればより効率的に情報の伝達ができるようになったはずです。

税金の無駄とか、そういうことじゃなくて

災害が発生した場合、情報を取得しそこから適切な判断を各自行うことが求められます。情報が得られない環境に置かれた場合、自分たちで情報を得るために動かなければなりません。情報が発信できる道具が用意されているのに使われないというのは、なんというか、ただただ情けないことでしかありません。

今回であれば、道路の除雪が開始されたのか、開始するとしたら何時頃なるのか、どの地区を優先するのか、それ以外の地区ではどのような対応をとればよいのか、等々等々…

そもそも利用者の登録状況はどうなってるのか

利用者の登録は行われているのだろうか。もし登録者数が極端に低かったため, 防災無線のみ優先したのであれば今回の対応は理解できる気もするけれど。

なお、利用者登録を促すような広報は「広報ひがしあがつま」で1-2度見かけた記憶があるのと, スタート直後に町の web サイトに掲載されていたくらいだったと思う。

最後に

で、このメールシステム必要なの?

この件については2月16日深夜の時点で町長ご意見箱にメールしておきました。特に返信がなければ登録者数や運用マニュアル等を情報公開請求してみようかなと思っています。

大雪を前にメール配信システムは沈黙した」への1件のフィードバック

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