[git会準備その2]bashを追加して読みやすい設定を追加する

前回の「MacにHomebrewを入れてgitをインストールする」 に続く記事です。

Mac環境でコマンドラインが不慣れな方が予想されるため, bashというコマンドラインシェル(黒い画面の中で動くインターフェイス)を新しいものにし, さらに簡単な設定ファイルを設定し扱いやすくしておこう!という目的を達成すべくこんな記事も書いてみる次第です。

bash のインストール

インストールはgitと同じく, Homebrew の brew コマンドを使用して簡単に済ませます。

$ brew install bash 

環境に問題がなければ, この方法で bash がインストールされます。インストールが完了したら bash のバージョンを確認してください。

$ bash --version 
GNU bash,  バージョン 4.2.45(2)-release (i386-apple-darwin12.4.1)
Copyright (C) 2011 Free Software Foundation,  Inc.
ライセンス GPLv3+: GNU GPL バージョン 3 またはそれ以降 <http://gnu.org/licenses/gpl.html>

This is free software; you are free to change and redistribute it.
There is NO WARRANTY,  to the extent permitted by law.

インストール後, Terminal.app を再起動してください。

Mountain Lion であれば 4.2.45が入るようです。brew コマンドを使ってインストールする以前に3.2系が入っているので, 3.2系の表示が出た場合にはインストールに失敗した, ということになります。

bash の設定ファイルをいじる

シェル(コマンドラインの中で動くアプリケーション)は, 設定ファイルを用いて表示内容や動作方法を設定することができます。

まず, 設定ファイルがない場合には bash の表示は次のようになっているかと思います。

bash-4.2$ 

この状態のままだと使いづらいのでホームディレクトリに .bashrc.inputrc を用意しましょう。

まず, 次の内容を .bashrc として保存してください。

PS1="\[\033[36;1m\]\w\[\033[m\]\$ "
alias ls="ls -G"
function cdls() {
    \cd $1;
    ls;
}

alias cd="cdls" 

保存してから Terminal.app を再起動してください。

~$ 

この表示になれば大丈夫です。

この .bashrc では次のことを設定しています。

  1. プロンプト(~ に変更された部分) の表示を変更し, 今いるディレクトリが確認できるようにした
  2. ls (ファイル一覧表示コマンド) の表示結果が色分けされるようにした
  3. cd (ディレクトリ変更コマンド) を使用した場合に, ディレクトリ内容一覧を表示するようにした

詳しい部分については当日コマンドライン入門を受講されるとご理解いただけるかと思います。

次に .inputrc を設定しましょう。

set completion-ignore-case on
"\C-n":history-search-forward
"\C-p":history-search-backward 

この .inputrc では次の設定を行います。

  1. ファイル名補完時に大文字/小文字をしない
  2. 履歴に基づいて補完できるようにする(C-n, C-pのショートカット)

特に, completion-ignore-case を設定しない場合, 例えば Movie ディレクトリに移動するためには, Mobie と大文字始まりで書かなければ補完がされません。この設定を行うことで movie でも補完されるようになります。

bash の設定について

bash を含むシェルの設定ファイルは, コツコツと書きためて改善しつづけた「秘伝のタレ」です。今回の設定では「とりあえず不便がなさそうな範囲で簡単に」設定を書いています。コマンドラインでの操作に興味がある場合は身近なプログラマを捕まえて設定について聞いてみるといいでしょう。

ところで私は zsh ユーザです。

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