東吾妻町第1次総合計画後期基本計画へのパブリックコメント募集と情報発信について

地元東吾妻町には, 多くの市町村が発行するのと同じように広報誌「広報ひがしあがつま」があります。毎月上旬に回覧板で回ってきますが, 今月号に掲題のとおりのパブリックコメントの募集があったのでいろいろ調べてみました。久々に長文になりそうな予感。

広報ひがしあがつま2012年9月号(PDF)

パブリックコメント募集の詳細については, 上記PDFのP8最上段左側に記載があります。

10/1からの募集だからなのか, 今のところ町のWebサイトには情報が載っていないようです。(残念なことにPDFの元データのタイプの影響で検索エンジンでも見つからない)

パブリックコメントの対象

東吾妻町は, 平成の大合併によって東村(アヅマムラ)と吾妻町(アガツママチ)が1つになり誕生した町です。

新しく町が誕生し, そこからどういったまちづくりをして行こうか, どういった基本方針を取ろうかといったことが, この総合計画にまとめられています。

この総合計画の後期計画(平成25〜平成29年度)の素案についてのパブリックコメントとのことです。内容については10/1〜の公表なので, まだ詳細はわかりません。何か気になることがあれば書いてみるかなぁということで, 前提知識として, 総合計画周りの資料を確認してみました。

総合計画に関する資料

東吾妻町 計画

このページに掲載された資料から2つ読んでみました。ざっくり確認用の概要と総合計画全体の資料です。

情報発信やWebサイト, ITに関する項目

とりあえず全体を読んでみて, 自分の仕事の分野に関係ありそうなものをピックアップ。

まず町の情報発信の手段として, Webサイトの活用についての必要性と施策があります。”ホームページ”は正式にはWebサイトのことですね。情報発信強化していきます!といった内容ですが, 今や当たり前に必要なことでね。

情報交流の手段として、本町のホームページの活用にも積極的に取り組んでいますが、
さらに情報化社会に対応した情報発信手段等の高度化に努めるとともに、町民が親しみやすい
広報活動のより一層の推進に努めていく必要があります。

引用元 東吾妻町総合計画(全編) P33 1-2 情報公開・情報共有の推進 現状と課題

情報化社会に対応した情報発信手段としてのホームページを積極的に活用するとともに、
町民が親しみやすい広報活動のより一層の推進に努めます

引用元 東吾妻町総合計画(全編) P33 1-2 情報公開・情報共有の推進 施策の展開

次に, インフラに関して書かれている中でインターネット環境や情報発信力の強化について触れられています。

町民と行政との双方向による情報共有のできる環境整備に努めます。また、情報セキュリティー(安全・保護)対策
及び情報通信技術(ICT)教育・研修を充実させ、電子自治体の構築を進めます。

引用元 東吾妻町総合計画(全編) P43 2-4 情報通信基盤整備の推進 施策の展開

このICT教育や研修というのは, 町の職員に対してなんでしょうか?町民向けには聞いたことがなく検索にも特にヒットしないですね。現状としてもICTの活用は全体としてはかなり未熟だと思うので必要性は高いと感じています。

パソコンやインターネットを利用する機会は今後ますます高まっていきます。
こうした状況をふまえ、町民の学習意欲にこたえるため、情報関連の講座や
パソコン、インターネット教室等を開催し、町民の情報化能力を高める施策を展開します。

引用元 東吾妻町総合計画(全編) P43 2-4 情報通信基盤整備の推進 施策の展開

私が戻ってからは実施された記憶がなく, 施設としても町内にPCを扱える部屋は無かった(小中学校にはあるはず)と思うので, あれー???

心当たりがある施設といえば中之条ツインプラザが挙げられますが, 今年度から中之条町の所有になったはずなので, 恐らく無いですね…あれば使いたいところですが。

総合計画に対して町のWebサイトの運用状況はどうか

東吾妻町Webサイト: http://www1.town.higashiagatsuma.gunma.jp/www/toppage/0000000000000/APM03000.html

同業のデザイナさんやプログラマに見せると, まず「URL長いし, どうなってんだよ!」と言われますね。調査中に偶然見つけたんですが, URL末尾の”APM03000.html”を”APM01000.html”に変えてアクセスすると左側にフレームが登場します。すごい!(棒

東吾妻町Webサイト(実はフレーム表示もできる編): http://www1.town.higashiagatsuma.gunma.jp/www/toppage/0000000000000/APM01000.html

温泉で有名な草津町でも同様の現象が確認できるので, 同じところが作っているんでしょう。

Mac環境が悪いのかブラウザがGoogle Chromeなのが悪いのか判然としませんが, 表示が壊れていたりもしました。尚, 使用しているブラウザは一般的に普及しているもので通常であれば表示に対応する必要がある範囲のアプリです。恐らくWindows版の同様のブラウザでも表示が壊れているものと思います。

Topページ下部のキャプチャ
東吾妻町webサイトTop表示ずれ

Webサイトというものは, その時々の流行の影響や予算によっても作り方が変わってくるので, 一概には言えない部分もありますが, パッと見で表示がずれていたので印象としてはこのサイト壊れてると思いました。。。

少し調べてみると, 突っ込みどころは多数あったりします。Webサイトとしての体裁の時点でサックリ調べてこれだけありました。

  • WebUD(読上げツール)は最新のOSに対応していないし, 開発販売共に終了しているがいいのか?
  • 左カラムの「新着情報」が新着情報っぽくない表示だし, 日付ないのでいつのものかわからない。
  • 「新着情報」と「トピックス」の違いがよくわからない。
  • 「トピックス」の過去分があんまり過去分じゃない。
  • どのページもURLが長いし, URLの付与方法がよろしくない。
  • 健常者(目が見える人)であっても必要な情報に辿り着き辛い, または辿りつけない(検索必須)
  • いろいろずれているところがある。
  • title, description, keywordが適切に設定されていない。もしくは記述されていない。(検索エンジンに正しく情報が取得されない)
  • HTMLとCSSが分離されておらず, すべてインラインで記述

調べれば調べるほど東京に戻りたくなる不思議。。。うちの仕事でいうと, 開発部分も含めてコレでは流石に納品できないですね。

公共サイト運用モデルへの対応

WebアクセシビリティのJIS規格が改定された結果, 総務省から「みんなの公共サイト運用モデル」が発表されています。地方公共団体においても, 以下の内容が求められます。

<期限と達成等級の目安>
●既に提供しているホームページ等
– 2012 年度末まで 「ウェブアクセシビリティ方針」策定・公開
– 2013 年度末まで JIS X 8341-3:2010 の等級 A に準拠(試験結果の公開)
– 2014 年度末まで JIS X 8341-3:2010 の等級 AA に準拠(試験結果の公開)
●ホームページ等を新規構築する場合
– 構築前に 「ウェブアクセシビリティ方針」策定
– 構築時に JIS X 8341-3:2010 の等級 AA に準拠(試験結果の公開)

引用元 みんなの公共サイト運用モデル(2010 年度改定版)P3

JIS規格以前に壊れているので直してから対応していく必要がありますね。結構大変そうです。

運用モデルの中ではWebサイトのテストについても項目があるので, これまでよりも予算が必要になりそうです。今のところまだ「ウェブアクセシビリティ方針」は発表されていません。

まとめ

全体的には「ネットに載せてるんだから情報発信してるんだ!」といった開き直りを感じるレベルで酷い状態でした。総合計画の中ではこれらを改善しながら目標達成をする必要がある訳ですね、大変です。気が遠くなりますね…

そもそもこの総合計画に対して, 達成度の判定方法って用意されているんだろうか。税金を使って計画してるのでありますよね, きっと。

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