「自己分析」の謎

転職活動を開始しました。

久しぶりに書く履歴書。証明写真。
大学3年後半から開始した就職活動を思い出します。私たちの世代は銀行が大量採用を開始した年です。売り手市場復活の年。

会社説明会を含めれば、50社程度は企業を回っています。募集に応募したのは20社程度だったと思います。就職活動を機にいろんな種類の企業を見てみようと思い、製造業からコンテンツ、ITまで幅広くフラついていました。

就職活動を開始する前に、大学では就職活動の説明会が開催されます。大学側としては学生の就職率はその学校の評価となってしまうからです。この時、企業の採用活動ではどのようなフローで進むのか、情報収集の方法、SPI自己分析などなど説明があります。確か、大学3年の夏前には開始していたと思います。

「自己分析」してどうするんだろう?と今は思います。
20代前半で自分の何が分かるのでしょうか?社会に出たこともないのに、やりたい仕事なんて見つけられるのでしょうか?

適正検査やSPIは、企業の採用活動を円滑に行うために用意されたツールだとしか思えません。
仕事が合っているかなんてやってみなければ分からない。
理想と現実にはやはり差があります。


「やりたいこと」≠「やりたい仕事」とはなりません。
「やりたいこと」を達成するためには、沢山の「やりたくないこと」をこなさなければなりません。積み重ねてミッションを完遂しなければなりません。
法人の中で、1つ新しいことをしようとすれば、提案、企画に始まり、予算の策定、稟議を通し最終決済までしなければなりません。経理との打合せや法務部、顧問弁護士との打合せが必要になる場合もあります。

実際にやってみなければ分からないし、
時間が経てば精神的にも、生活的にも成長していきます。

その時、過去の自己分析はただの紙屑でしかありません。

無理やり、やりたいことや将来の理想像を描く必要はない。
時期が来れば描けるようになるし、その絵が変わることも往々にしてあるものです。

人材ビジネスは儲かるらしい。

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